direct cooling technology

生理クーラー理論principle

人間には脳を制御装置とする理想的なクーラー、(皮膚や体が温度センサー、汗腺がマイクロクーラーの役割を担い、暑くなると脳の指令で汗腺から必要量の汗を出し、汗の気化熱で体温をコントロールする)生理クーラーが備わっています。しかしながら汗を気化させる為に体表面に送風する機能はなく、生理クーラーの効く温度範囲は広くありません。空調服や空調ベッドは体と平行にファンで送風することで生理クーラーの有効範囲を拡大します。

  • A寒く感じる時で発汗していない
  • B汗は気体汗のみであり、体表面温度は汗の気化熱でちょうど良く制御されている
  • P快適限界点。湿度と空気の供給量によって決まる。風があればP点は右にシフトし快適な範囲は広がる。
  • C液体汗が出て暑い。液体汗が出るのは、発汗量に対して新鮮な空気の供給が間に合わないからである。

図は左が一般服を着ている場合、右が『空調服』を着ている場合の生理クーラーが効いている範囲を表しているものです。横軸は温度、左縦軸は人が感じる暑さ・寒さ、右横軸は発汗量を示しています。Aの領域(20℃以下)では基本的に汗は出ません。Bの領域(20~26℃)は快適と感じる範囲です。Cの領域では体温を冷やすため多くの汗が出ますが、完全蒸発できないため一部が液体状の汗のままで体を冷却できず暑苦しく感じます。ところが右図の『空調服』を着用した場合、身体と平行に大量に空気を流しているため、汗の完全蒸発=生理クーラーが効いている状態=快適な範囲Pが、一般服の場合より広い、つまり涼しいと感じていられる温度帯が広いわけで、これが「生理クーラー理論」であります。

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